築123年の古民家を、介護しやすい住まいへ。

Sさま邸(福岡県)

  • セカンドライフを豊かに
  • 古民家
  • ジャパニーズモダン

築年数 123年 リフォーム費用 3,750万円 工事面積 250.65m²(約75.82坪)
ご家族構成 ご主人・奥さま リフォーム部位 全面リフォーム

とても快適。気持ちよく生活しています。

リフォーム・ストーリー

きっかけ[建物・設備の老朽化]

梁を生かした吹抜けで、明るく開放的なイメージに一新した和室

3部屋をつなげて明るい大空間のLDKに。収納やキッチンなど、機能的で使いやすく。

築123年の古民家にご夫婦2人でお住まいのSさま。数年前に奥さまが要介護となり、段差や間取りに不便を感じ、リフォームを決意されました。
「父が母をトイレに連れて行ったり、玄関や寝室に移動するのも大変でした」とご次男がおっしゃるように、段差が多く、間取りが区切られていたSさま邸。車椅子での移動がスムーズになるように、各部屋にあった段差をすべて解消。LDKのすぐ隣に寝室やトイレを配し、建具は大きく開く引戸を採用されました。くらしやすさだけでなく、築123年のお住まいのよさを生かすことにも配慮。重厚感がある立派な梁を吹抜けに生かし、古民家の趣を残しながら明るく開放的なイメージへと一新されました。
「ホテルに住んでいるようです。便利になりました」とご主人。ご家族の歴史が息づくわが家で、快適なくらしを送っておられます。

リフォームのポイント

[間取りの変更][デザイン重視]

before

  • 段差が多く、部屋が区切られていたので車椅子での移動や介護が大変だった。
  • 家の中が暗く、すき間風が入って寒かった。

after

築123年の古民家を、バリアフリーにリフォームされたSさま。各部屋の段差を解消し、廊下や開口部の幅を拡張しました。また、壁を取り払ってLDKを一体化。LDKから寝室、トイレ、玄関がひと続きになる間取りに変更しました。和室は、床の間や梁、建具はそのまま生かし、新たに吹抜けを設けて明るく開放的な空間に一新。すき間風がひどかったため、壁、床下、天井に断熱材を入れて断熱性を向上。制震ダンパーを用いて耐震性を向上し、安心で快適なお住まいにリフォームされました。

段差を解消し、幅を拡張した廊下

玄関や寝室、トイレまで直接移動できるようになったLDK

正面右のドアからLDK、左の引き戸から寝室につながる玄関ホール

担当者Voice

中部リフォーム支社 営業担当 耳田亮一(左)設計担当 田添美奈子(中央)設計担当 松本陽治(右)

築123年の間取りを生かせるように模索しました。元々の柱や梁はかなりしっかりしていましたが、耐震という面では生かしきれていなかったため耐震補強をしました。バリアフリーを採用して、車椅子で生活されている奥さまがくらしやすいよう配慮しました。(耳田)
新旧の融合をテーマに、既存のものを残しながら機能性を高めました。梁は既存のまま、建具や柱もなるべく残し、新しく入れる建具や設備は、以前からある部材の色に合わせてコーディネートしました。広さがあるお宅ですが、元のものを生かしながら仕上げることができ満足です。(田添さん)

お客様に聞く-パナソニック リフォーム(株)のここがよかった

1年前に自分の家をパナソニック リフォームでリフォームしてよかったし、気に入ったので父に勧めました。新築も考えましたが、父が住み慣れたこの家を残した方がいいんじゃないかと思い、家族の思い出を残すためにもリフォームに決めました。設計の田添さんの提案もよかったです。(ご次男)

大容量の収納を設けた対面式キッチン
対面式キッチンには大容量のカップボードを新設。ご次男の奥さまも使いやすいよう、ご次男のお宅と同じキッチンを選ばれました。

ゲストルームとして使える畳コーナー
リビングの隣には、畳コーナーを新設。ご次男のご家族が来た時など、ゲストが宿泊できるスペースを確保しました。

動線を考慮した寝室
LDKやトイレ、玄関とつながる寝室。出入り口は大きく開く引き戸を採用するなど、移動や介護がラクになる配慮をしています。

梁が印象的なゆとりある和室
吹抜けの力強い梁が印象的な、開放感のある和室。床の間や建具、欄間など以前からのものを生かしながらイメージを一新しました。

梁がアクセントの2階ホール
梁が空間のアクセントになっている2階ホール。新旧のデザインが美しく融合しています。

たんすが収まる小屋裏収納
2階の小屋裏収納には、大型の収納を造作。以前使われていたたんすがそのまま入るように設計してあります。

広々とした洗面脱衣所
洗面脱衣所は広めに設計。ご主人が外で農作業をした後に、そのまま上がれるように外につながる引き戸を設けました。

シャワーを備え付けた介護用トイレ
奥さまが使われる介護用のトイレを新設。汚れてもすぐに洗い流せるようにシャワーを設置しました。

間接照明を採用したトイレ
ご主人が使われる一般的なトイレには梁を生かし、間接照明を採用。柔らかな光が印象的です。

太陽光発電を採用
屋根は以前のままで、太陽光発電システムを新たに搭載しました。新旧の融合がここにも現れています。

築123年の風格ある外観
屋根や柱、梁などはそのまま残し、きれいに洗いを掛けた外観。意匠はそのままに、古民家の風格を生かしました。

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